【28年ぶり】日米協調介入の真意
暴落の裏で政府が回す「国家の錬金術」と、投資家の最適戦略
こんにちは!
急激に円高が進んだと思ったら、日本株もドカンと急落。
先週、日米の協調介入がありました。
円買い方向での日米協調介入は、1998年のアジア通貨危機以来、実に28年ぶりの異例の事態です。そりゃあ投資家はパニックになりますよね。
メディアでは「為替介入の不確実性」「ファンダメンタルズの悪化」などとネガティブに報じられていますが、実はその裏には国家の緻密な戦略が隠されています。
表面的なニュースのノイズに振り回されず、裏側にある政府の財政事情や巨額の資金フローを理解すれば──今回の理不尽な暴落が、実は優良資産を買い増す絶好のチャンスだということが見えてきます。
今日はこの「暴落の裏側」を、5つのポイントでじっくり解説していきますね🐱✨
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第1章:28年ぶりの日米協調介入──株価急落の本当のメカニズム
なぜ「協調」だったのか
2026年7月末の市場混乱の引き金は、日本単独の介入ではなく、アメリカ当局を巻き込んだ日米協調介入でした。
なぜわざわざアメリカと協力したのか。
日本が単独で大規模な円買い介入をする場合、保有する米国債を大量に売ってドルを調達しなければなりません。でもそれをやると、アメリカの債券市場が荒れて金利が上昇し、アメリカから強く警戒されるジレンマがありました。
そこで今回は協調介入という形をとり、さらに「レポファシリティ」という制度を活用。米国債を直接売るのではなく、担保として差し出すことでドルを調達する仕組みを確保したのです。アメリカ市場への悪影響を抑えつつ巨大な円買い介入を仕掛ける、周到に準備された作戦でした。
暴落の真犯人は「円キャリートレードの巻き戻し」
では、なぜあんなに株が暴落したのか。一番の要因は円キャリートレードの巻き戻しです。
長年の超低金利を利用して、投資家やヘッジファンドは安いコストで円を借り、利回りの高い米国株などに投資して儲けていました。ところが為替介入で急激に円高が進むと、借りている円の価値が上がり、金利の儲けを一瞬で吹き飛ばすほどの為替差損が発生します。
だから投資家は、損失が膨らむ前に株を投げ売りしてドルを作り、円を買い戻して借金を返さなければならなくなった。売れば売るほど株価が下がり、パニックがさらに売りを加速させる──。
重要なのは、日本企業の稼ぐ力が突然なくなったわけではないこと。ファンダメンタルズではなく、為替操作によるポジションの強制清算が今回の暴落の引き金だったのです。
第2章:外為特会を通じた「国家レベルの錬金術」
「なぜ政府は株価が暴落するリスクを冒してまで、強引な為替介入をしたのか?」
ここに、外国為替資金特別会計(外為特会)を通じた巨大な為替差益の現金化という思惑が隠されている可能性が高いと私は見ています。
過去の1ドル100円前後の円高時代、政府は円売り・ドル買い介入をたくさん行い、そのドルを米国債などで運用して蓄えてきました。昔安く買ったドルを大量に持っているわけです。それを今の1ドル150~160円という歴史的な円安水準で売るとどうなるか──安く買ったものを高く売るので、ものすごい利益が出ます。
帳簿上の含み益を、巨大な日本円の現金に変換する。外為特会は長年の米国債利子収入も蓄積していますから、いわば国家レベルの巨大な円キャリートレードで、天文学的な利益を生み出している。発生した利益の一部は積立金に、残りは一般会計や各種基金に繰り入れられます。「為替の安定」という表向きの理由の裏で、政府は積極的に利益確定をして現金を積み上げているのです。
第3章:税収は過去最高なのに、なぜ政府は「現金」を欲しがるのか
「税収が5年連続で過去最高ってニュースで見るよ?」──いいところに気がつきましたね。
確かに前期の税収は75兆円超と過去最高でした。でもこれは日本経済が劇的に強くなったからではありません。主な要因はインフレと円安です。物価が上がれば消費税が増え、円安になれば輸出企業の海外利益が膨らんで法人税が増える。数字が大きく見えているだけなんです。
そして税収が過去最高でも、国の支出はそれを上回っています。特に資金繰りを圧迫しているのが、防衛関係費の歴史的な増額。2027年度には約8.9兆円まで増やす計画で、その財源として2023年度に「防衛力強化資金」が創設されました。この繰入金の中核が、外為特会からの決算剰余金なのです。
税収だけでは足りないから、為替介入でドルの含み益を利益確定させ、防衛費などの財源にする。積極財政を維持するために、外為特会からの「現金の抽出プロセス」が必要不可欠になっている、という構図です。
第4章:補助金は「解熱剤」──本当のインフレ対策は賃上げ
政府がお金を欲しがる理由は防衛費だけではありません。電気・ガス代補助金やガソリン補助金といった、インフレ対策のばらまき政策です。
これらは短期的には物価指数を押し下げる効果がありますが、熱が出た患者に解熱剤を打つような対症療法に過ぎません。インフレの根本原因である通貨供給量の増大や円安を解決するものではなく、補助金が終了すれば値上げが加速するリスクがある。積極財政を続ければ円の価値が下がるのは、経済学の摂理だからです。
だからこそ、実質賃金のプラス化──つまり賃上げが至上命題になります。名目の給料が上がっても、それ以上に物価が上がれば家計は苦しくなるばかり。実質賃金を継続的に上げるには、企業が付加価値を高め、適切な価格転嫁で利益を確保し、従業員に還元するサイクルを機能させる必要があります。
実際、円安の恩恵を受ける企業は強い。トヨタなどの輸出関連企業は、1円円安になると500億円利益が増えると言われています。円安で恩恵を受けている企業の給料はどんどん上がっている──だから私は、補助金は円安で苦しい企業にこそ使うべきだと思っています。
第5章:暴落をチャンスに変える投資家の最適戦略
結局、私たち投資家はどうすればいいのか。
ここまで話した通り、今回の暴落は経済の崩壊ではなく、為替介入による利益確定とキャリートレードの巻き戻しという人為的な需給のノイズで起きたものです。パニックになる必要はありません。
むしろ、為替が急激に円高になったということは、円を持っている日本の投資家にとって、米国株をはじめとする外貨建て資産が相対的に割安になったということ。ドル建ての株価下落と円高による「二重のディスカウント」が重なった今は、中長期投資家にとって絶好の仕込みどきです。
リーマンショックのような深刻な信用危機と違って、政策当局の介入や政治的な思惑で起きた理不尽な急落は、歴史的に見ても絶好の買い場になることが多い。みんなが怖がって売っている時こそチャンスなんです。
そして、政府が積極財政と「現金の抽出サイクル」を続ける限り、長期的には構造的なインフレと円安への圧力は残ります。この環境で最大のインフレ対策になるのは、現金を抱え込むことではなく、生産性を向上できる優良な株式資産を持つこと。現金で持っているだけでは、インフレで価値が目減りしていくだけですから。
市場のノイズに怯えて狼狽売りするのではなく、マクロ経済の構造を正しく読み解いて、割安になった米国株やファンダメンタルズの強い日本株を冷静に買い増していく。相場の裏にある大きな波を理解していれば、暴落は危機ではなくボーナスタイムになります。
ちなみに私も、この暴落相場で買っちゃいました。どの銘柄を買ったかは……投資系チャンネルは色々とうるさいので、シークレットメルマガに書くことにしますね。
おわりに
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動画(YouTube・Spotify)でも同じテーマをゆい&ぷりんの掛け合いで解説しています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事が「いいな」と思ったら、ぜひフォローと❤️リスタック🔁をおねがいします🥰🐱
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄・金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
















